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肘の痛み (上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎)

上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎

肘の外側や内側が痛くて、家事などに支障が出ます。かなり痛く、ファイルも持ち運びできないなど日常生活に支障をきたす病気です。数週間から数カ月強い痛みが続きます。ゴルフ、テニスなどをする方にも多く発症するため、ゴルフ肘、テニス肘と言われます。使い過ぎなども原因となりますが、中高年の女性にも多くみられ女性ホルモンの低下の関与も示唆されています。消炎鎮痛剤の外用クリームや湿布を処方したり、SSPやスーパーライザーなどの電気のリハビリテーションを行うことがあります。疼痛が強い場合や経過が長い場合は、ステロイドの腱鞘内注入を行うと改善する事が多いです。

 

肘の痛み・肘の疾患

外側上顆炎・内側上顆炎など、肘の痛みでお困りの方へ

「物を持つと肘の外側が痛い」
「タオルをしぼると肘が痛む」
「ゴルフやテニスのあとに肘が痛い」
「手首を使う仕事で肘の痛みが続いている」
「肘の内側が痛く、投球やスイングがつらい」

このような症状は、外側上顆炎や内側上顆炎など、肘周囲の腱や筋肉に負担がかかる病気の可能性があります。

肘の痛みは、スポーツをしている方だけでなく、家事、パソコン作業、調理、介護、重い物を持つ仕事など、日常生活の動作でも起こります。

はやし整形外科では、痛みの場所、動作、生活や仕事での負担を確認し、薬物療法、装具、注射治療、リハビリテーションなどを組み合わせて治療を行います。

こんな症状はありませんか?

・ペットボトルのふたを開けると肘が痛い
・タオルをしぼると肘の外側が痛む
・フライパンややかんを持つと痛い
・物をつかんで持ち上げると痛い
・パソコンやマウス操作で肘が痛くなる
・ゴルフのスイングで肘の内側が痛い
・テニスやラケットスポーツで肘が痛い
・投球動作で肘の内側が痛む
・肘を押すと痛い場所がある
・安静にしていても痛みが続く

肘の痛みは、痛む場所によって考えられる病気が異なります。

肘の外側が痛い場合は外側上顆炎、肘の内側が痛い場合は内側上顆炎が代表的です。

外側上顆炎とは

外側上顆炎は、肘の外側に痛みを生じる病気です。

一般には「テニス肘」と呼ばれることがありますが、実際にはテニスをしていない方にも多くみられます。

手首や指を伸ばす筋肉は、肘の外側に付着しています。

手首を反らす動作、物を持ち上げる動作、手を強く使う作業を繰り返すことで、この付着部に負担がかかり、炎症や微細な損傷が起こると痛みが生じます。

特に、

・物をつかんで持ち上げる
・タオルをしぼる
・ドアノブを回す
・ペットボトルのふたを開ける
・パソコン作業を長時間行う

といった動作で痛みが出やすくなります。

内側上顆炎とは

内側上顆炎は、肘の内側に痛みを生じる病気です。

一般には「ゴルフ肘」と呼ばれることがあります。

手首や指を曲げる筋肉は、肘の内側に付着しています。

ゴルフのスイング、投球動作、重い物を持つ作業、手首を強く使う作業などで、肘の内側に負担がかかると痛みが出ます。

症状として、

・肘の内側を押すと痛い
・手首を曲げると肘の内側が痛む
・ゴルフや野球の動作で痛い
・物を強く握ると痛い
・重い物を持つと痛い

などがあります。

肘の痛みには他の原因もあります

肘の痛みは、外側上顆炎・内側上顆炎だけではありません。

その他にも、

・肘部管症候群
・変形性肘関節症
・離断性骨軟骨炎
・滑液包炎
・靱帯損傷
・関節リウマチ
・痛風、偽痛風
・骨折、脱臼

などが原因になることがあります。

特に、しびれを伴う場合、肘が伸びない場合、腫れや熱感が強い場合、外傷後に痛みが出た場合には、他の疾患を考える必要があります。

当院での診察・検査

診察では、

・いつから痛むのか
・肘の外側か内側か
・どの動作で痛むのか
・スポーツや仕事での負担
・手のしびれの有無
・肘の可動域
・押して痛い場所
・筋力や神経症状

などを確認します。

必要に応じてレントゲン検査を行い、骨の変形、石灰化、骨折などがないかを確認します。

症状によっては、超音波検査やMRIなどの精密検査が必要になることがあり、その場合は適切な医療機関をご紹介します。

治療について

肘の痛みの治療では、痛みの原因となる動作や負担を確認し、症状に応じて治療を行います。

主な治療には、

・安静、負担の調整
・内服薬、外用薬
・ストレッチや運動指導
・サポーター、バンドなどの装具
・注射治療
・リハビリテーション

などがあります。

外側上顆炎や内側上顆炎では、痛みのある部分だけでなく、手首や前腕の使い方を見直すことも大切です。

装具・バンドについて

外側上顆炎や内側上顆炎では、肘用バンドやサポーターを使用することがあります。

装具は、肘に加わる負担を軽減し、日常生活や仕事での痛みを和らげる目的で使用します。

ただし、装具だけで完全に治すものではありません。

痛みの程度、仕事やスポーツでの負担、使用する場面を確認しながら、適切な使い方をご説明します。

注射治療について

痛みが強い場合や、保存的治療で症状が改善しにくい場合には、注射治療を検討することがあります。

注射治療は、痛みや炎症を軽減し、日常生活やリハビリテーションを行いやすくすることを目的として行います。

使用する薬剤や注射の回数は、症状、痛みの期間、年齢、基礎疾患、これまでの治療経過などを考慮して判断します。

注射がすべての患者さんに必要なわけではありません。

診察のうえ、必要性と注意点をご説明します。

リハビリテーション

肘の痛みでは、痛い部位だけでなく、前腕、手首、肩、肩甲骨の動きも関係することがあります。

当院では、必要に応じて理学療法士によるリハビリテーションを行います。

リハビリでは、

・前腕の筋肉の柔軟性改善
・手首や肘の使い方の確認
・筋力訓練
・スポーツ動作や仕事動作の確認
・再発予防のための運動指導

などを行います。

痛みを抑えるだけでなく、再発しにくい身体の使い方を身につけることが大切です。

早めの受診をおすすめする症状

次のような場合には、早めの受診をおすすめします。

・転倒や外傷後から肘が痛い
・肘が腫れて熱を持っている
・肘が伸びない、曲がらない
・手にしびれがある
・指に力が入りにくい
・夜間や安静時にも強く痛む
・スポーツ中に急に痛みが出た
・痛みが長期間続いている

これらの症状では、外側上顆炎や内側上顆炎以外の病気が隠れている可能性があります。

よくあるご質問

Q.テニスをしていなくてもテニス肘になりますか?

はい。外側上顆炎は「テニス肘」と呼ばれますが、テニスをしていない方にも多くみられます。家事、パソコン作業、重い物を持つ仕事などでも起こります。

Q.ゴルフ肘はゴルフを休めば治りますか?

負担を減らすことは大切ですが、痛みが続く場合には、肘だけでなく手首や前腕の使い方を見直す必要があります。症状に応じて薬物療法、装具、リハビリテーションなどを行います。

Q.肘のバンドは効果がありますか?

肘用バンドは、筋肉の付着部にかかる負担を軽減する目的で使用します。効果には個人差がありますが、仕事やスポーツ中の痛みを軽くするために役立つことがあります。

Q.注射をすればすぐ治りますか?

注射治療は痛みや炎症を軽減する目的で行う場合がありますが、注射だけですべての症状が改善するとは限りません。負担の調整、装具、リハビリテーションなどを組み合わせることが大切です。

Q.手術が必要になることはありますか?

多くの場合は保存的治療を行いますが、長期間症状が続き、日常生活や仕事、スポーツに大きな支障がある場合には、専門的治療を検討することがあります。その際は適切な医療機関をご紹介します。

肘の痛みでお困りの方へ

肘の痛みは、スポーツだけでなく、日常生活や仕事での手の使い方によって起こることがあります。

外側上顆炎や内側上顆炎では、痛みを我慢して手を使い続けると、症状が長引くことがあります。

はやし整形外科では、肘の痛みの原因を確認し、薬物療法、装具、注射治療、リハビリテーションなどを組み合わせて治療を行います。

肘の外側や内側の痛み、物を持つときの痛み、スポーツや仕事での肘の痛みでお困りの方は、ご相談ください。

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