リウマチの治療
関節リウマチの症状として、朝に手を握ることが困難になったりする「こわばり」や手の指の第2関節や手関節を始め、多関節に疼痛、腫脹、発赤などが出現します。
当院院長は横浜市立大学整形外科で整形外科医を始めた当初から関節リウマチの治療に携わり、27歳から米国アーカンソー大学リウマチ科(University of Arkansas for Medical Sciences Department of Rheumatology and Clinical Immunology)に留学して基礎研究も含め研鑽して来ました。アメリカリウマチ学会(ACR)の会員でもあり、日本リウマチ学会専門医、日本整形外科学会認定専門医として確証のあるリウマチ治療を行っております。
Dr.Jasin と留学当時の院長
診断・治療
関節リウマチの治療薬の最近の進歩は目覚ましく、生物学的製剤を含めた適切な治療薬を骨破壊が起こる前に使用していけば、関節の変形が進んでいったり、歩行困難になったりする事はほとんど無くなって来ました。
生物学的製剤を含めた適切な治療薬は効果もありますが、副作用が出ないように使用前に肝炎や結核の検査を行う事があります。
リウマチの診断は腫脹関節などの診察、レントゲン検査、エコー検査、採血検査で炎症の有無やリウマチ因子、抗CCP抗体などを精査します。
当院で関節リウマチを疑われた患者様は、当院のすぐ近くにある横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ・膠原病センター に紹介し、関節リウマチの診断をしっかりつけた上で、生物学的製剤を含めた適切な治療薬を安全に導入していただき、落ち着いた時点で、治療に通院しやすい当院に逆紹介していただく病診連携をとるケースが多いです。経過中に具合が悪くなった場合でも、横浜市立大学附属市民総合医療センター リウマチ・膠原病センターで見ていただく事も可能で、病診連携がうまく動いております。
早めの診断・治療が重要ですので、こわばり、関節の痛み等の症状がありましたら、先ずは当院にご相談ください。
病診連携